開催報告|第4回 川越狐の嫁入り(令和7年4月5日)

令和7年4月5日(土)、春の夕暮れが美しく街を包む中、「第4回 川越狐の嫁入り」が開催されました。

今年で4回目を迎えた本イベントは、川越の伝統と幻想的な雰囲気が融合した人気行事。狐の面をつけた行列や白無垢姿の花嫁が、レトロな街並みの中を静かに歩くその姿は、まるで物語の一場面のようで、多くの人々の心を惹きつけました。

当日の様子はこちらの動画でご覧いただけます。

制作提供:Mustlovejapan

行列の様子と見どころ

行列は夕方、熊野神社を出発し、大正浪漫通りへと進みました。淡い光に照らされた蔵造りの街並みに、狐面をつけた人々と白無垢の花嫁が現れると、沿道には多くの見物客が集まり、その美しい光景を写真に収めていました。皆さん静かに見守りながらも、シャッター音が響く中に熱気が感じられる、そんな光景が印象的でした。

その後、一行は「りそなコエドテラス」の広場に到着。ここでは2人の花嫁による撮影タイムが行われ、来場者も間近でその美しさを楽しむことができました。また、小江戸とんぼ座による伝統芸能「あいや節」と「秋田長持唄」の披露もあり、幻想的な行列に和の音色が重なり、より深い情緒が生まれました。

さらに行列は「時の鐘」や「幸せ稲荷」など川越を象徴するスポットを巡り、再び大正浪漫通りを通って熊野神社へ戻り、無事に解散となりました。

 

静かな熱気に包まれた川越の街

夕方から夜にかけての開催となった今回は、街の灯りと行列が調和し、幻想的な雰囲気がいっそう引き立ちました。桜が残る中、想定を超える多くの見物客が沿道に集まり、カメラやスマートフォンを構える人の姿が終始絶えませんでした。

SNS上でも「まるで時代劇のワンシーンのよう」「川越の街が別世界に見えた」といった声が多く見られ、参加者や観客にとって特別な体験となったようです。

 

ご協力への感謝と、次回に向けて

本イベントは、地域の皆さま、熊野神社をはじめとする関係者の皆さま、そして多くのボランティアのご協力のもと実現しました。心より感謝申し上げます。

「川越狐の嫁入り」は今後も、川越の魅力を伝える大切な行事として、より多くの方に楽しんでいただけるよう進化を続けてまいります。次回の開催は2025年11月1日㈯です!ぜひご期待ください。

 

TOP